ボタナ紀行

ハーブをめぐる冒険

ローズマリーの効能を書き出すと

 

2月20日(月)ニューヨーク 晴れ時々曇り

 

ローズマリーは地中海沿岸南部が原産で、

今では料理にもよく使われますが、

昔は薬用として使われていました。

 

暑さ、乾燥、強風に強いのですが、

10度以下の冬の寒さには弱い植物です。

 

ギリシャでは国中の庭で見かけたり、

鉢植えで育てられたりしています。

海沿いの地域では野生のローズマリー

生えていたりします。

 

ローズマリーの効能をざっと書き出してみます。

 

抗菌、神経保護、肝臓保護、抗炎症、抗酸化

筋肉や関節の痛み緩和、がん細胞抑制、

認知・記憶力強化、精神の安定、

例えば、注意力や気分の向上、不安の軽減など。

 

また腸の健康、心臓・血管改善、脱毛回復、

皮膚炎などの薬用効果も研究されています。

 

ローズマリーには、強力なストレス緩和と

アロマセラピー効果があって、その

香りは、人を穏やかな気持ちにしてくれます。

 

これは科学的にも証明されていて、ローズマリー

エッセンシャルオイルを嗅ぐと、唾液

が多くなり、ストレスホルモンのコルチゾール

の分泌が大幅に減少することがわかって

いるそうです。

 

まさにスーパーハーブなのです。