ボタナ紀行

ハーブをめぐる冒険

オレガノの山

 

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1月25日(水)ニューヨーク 雨

 

前回の続きです。

写真はギリシャ南部のペロポネソス半島にある

雄大なタイゲトス山脈です。

山脈の最高峰は「プロフィティス・イリアス」、

あるいは「預言者エリアス」(エリヤ)

とも呼ばれています。

 

この周辺はグリークオレガノ

(正式名origanum vulgare ssp)

の産地として知られています。

オレガノだけでなく色々なハーブの産地とし

て有名です。

 

オレガノの栽培は温暖な地域が適しており、

ギリシャの気候はとても合っています。

国中のいたる場所でオレガノが自生していたり、

栽培されています。

 

この国の澄んだ空気と自然の山水で育つ

グリークオレガノは素晴しい癒しの

香りがして古代ギリシャ時代に

生きた人々も、この香りを味わっていたんだ

なあ。。。。。。。と、オレガノティーを入れて

、タイムトリップしたりするのが、

私のぼっち楽しみです。

オレガノだけでなく色々なハーブでトリップ

してますが(笑)。

 

(タイゲトス山脈)

 

こういうシーンをギリシャの田舎ではよく

見ました。

ヤギさん達がヤギ飼いに連れられて山の斜面の

草を食べに行くところですね。

ヤギのミルクをフェタチーズにするのでしょう。

 

ギリシャオレガノは野生も多いですが、

農地で栽培したものも、世界最高品とされて

います。集められたオレガノは天日干しされ

るそうです。

 

オレガノが栽培される地中海沿岸にはイタリア産

やトルコ産など様々な種類のオレガノがあり、

世界的にはさらに多くの種類が存在しています。

 

グリークオレガノはイタリアやトルコのオレガノ

と比べると、土臭くもう少しスパイシーで香り

が高く、風味が強いのが特徴です。

 

 

 

*写真はお借りしました。